この根源的な問いに対し、「アート×ライフスタイル(生活仕様・価値観)」という切り口で挑んでいるのが、KAMADO INC.の柿内奈緒美さんです。
今回のmeets newは、柿内さんをゲストにお迎えし「アートやクリエイティブが、社会課題への感情や行動にどう作用するのか?」という問いを、皆さんと一緒に考える特別回を開催します。KAMADOでは、神経美学 研究の第一人者である石津智大さんをCo-creation partner(共同創造パートナー)に迎え、人の感性に科学的アプローチをする新たなプロダクト開発が本格的にスタートしています。
神経美学とは?
認知神経科学の新しい一分野であり、脳のはたらきと美学的経験(美醜、感動、崇高など)との関係や、認知プロセスや脳機能と芸術的活動(作品の知覚・認知、芸術的創造性、美術批評など)との関係を研究する学問です。
ことの始まりは、先月開催された「KAMADO TALK #001」。参加したGlass Rock会員の間で生まれた「この視点は、社会課題解決の新しい鍵になるのでは?」という熱気が、今回のイベントの原点です。一過性の興奮で終わらせず、この重要な問いをコミュニティの力で探求したい。そんなイベント参加者の想いから、このアフタートークは生まれました。
もちろん、この対話に明確な正解はありません。大切なのは、アートという鏡を通して私たち自身の心の動きを見つめ、社会との新たな接点を発見していくプロセスそのものです。そこにさらに皆さんの視点が加わることで、きっと一人では辿り着けない発見が生まれるはずです。「アートは社会を動かすアクションの起点になるか?」この問いについて、一緒に深堀りしませんか?