
2026年1月からスタートした法人会員限定のGlass Rock Partners Program。サステナビリティへの対応が不可避という外部環境がある中で、世界と日本の潮流を知り、自社が置かれている環境を理解し、社会価値と経済価値の両立に向けてどのようなマインドセットで臨むべきか、また事業展開をしていく上で一企業の枠を超えて社会変革につなげるために必要なことは何かを学ぶ8回のシリーズです。
第7回は社会課題の解決と経済成長の両立を目指す「ゼブラ企業」をテーマに開催します。
短期間で急成長を目指すユニコーン企業と対比する概念として米国で提唱された「ゼブラ企業」は、社会性と経済性の両立を追求しながら持続的・協調的な成長を大切にする企業群として日本でも注目されています。
日本では株式会社Zebras and Companyが「ゼブラ企業」の社会実装を目指し、その概念を発信し、実例を作るための投資、経営支援、理論の体系化などの環境整備を進めています。
「ゼブラ企業」は特に地域経済の担い手として期待されており、2023年に政府の「骨太の方針」に明記されて国家戦略として取り上げられて以降、重要な政策課題として、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、農林水産省、環境省、金融庁などの行政や自治体の政策による支援が打ち出されています。
今回の勉強会ではゲストに、株式会社Zebras and Company共同創業者の阿座上陽平さんと政策研究大学院大学教授の安田洋祐さんをお招きし、「ゼブラ企業」を経済学から読み解き、企業が社会課題解決に向き合うには何が必要かを考えます。
安田さんはゲーム理論やマーケットデザインを専門とする経済学者で、競争・協力・意思決定といった人々の行動を分析し、その行動を後押しする制度設計や仕組みについて研究し、発信しています。
「ゼブラ企業」を社会へのインパクトや大手企業との連携という文脈で経済学から捉えるとどのようなことが言えるでしょうか。企業が社会課題解決に向けて継続して取り組むためには、どのような仕組みが求められるでしょうか。
書籍『コモングッド』や『暴走する資本主義』の翻訳も手掛けられた昭和女子大学教授の今井章子さんをモデレーターとしてお迎えし、ゼブラ企業を経済学の視点を通して多角的に捉えて議論します。