Glass Rock インサイトシリーズでは、多様な社会課題をテーマとしてとりあげ、実践者、支援者、研究者の方々をゲストにお招きし、ゲストとの対話を通じてその課題を「私たちのこと」として共に考えていきます。
次のアクションや最初の一歩のきっかけが⾒つかる場、一人ひとりの大事なことをみんなの大事なことにつなげていく学び合いの場です。毎月 1 回、平日の夜に開催します。ゲストによる問題提起を起点にした対話の後には参加者全員を対象とした交流会を予定しています。
Glass Rock インサイトシリーズ第2回のテーマは、「遠くて近い、難民の話をしよう〜包摂をつくる仕事と社会のかたち〜」です。
6月20日の「世界難民の日」にあわせ、難民を含む多様な背景をもつ人々の社会包摂について多角的に考えます。
特に、生活基盤となる雇用支援の現場で実践される「インパクトソーシング」という企業との具体的な取り組みを通じて、実際に「インパクトソーシング」の仕組みを使って難民の方に業務を発注している企業の担当者も交えて、難民と共に生きる社会の可能性と課題を探ります。
遠い話に思えるかもしれない難民の状況に目を向けることは、実はシングルマザーを取り巻く状況と似ている等、他の社会課題との共通項を見出すことにもつながります。自分自身の環境や社会とのつながりを見つめ直す機会にもなるはずです。一人ひとりの経験や視点を持ち寄りながら、「共に生きる社会」の具体像を描いていく対話の時間にしたいと考えています。