INSIGHT SERIES 03

2025/7/24
Program & Event
イベント終了

7/30(水)インサイトシリーズ 第3回
「ポリティカルイノベーションと政策形成~投票で終わらせない民主主義~」

Glass Rock インサイトシリーズ

Glass Rock インサイトシリーズでは、多様な社会課題をテーマとしてとりあげ、実践者、支援者、研究者の方々をゲストにお招きし、ゲストとの対話を通じてその課題を「私たちのこと」として共に考えていきます。
次のアクションや最初の一歩のきっかけが⾒つかる場、一人ひとりの大事なことをみんなの大事なことにつなげていく学び合いの場です。毎月 1 回、平日の夜に開催します。ゲストによる問題提起を起点にした対話の後には参加者全員を対象とした交流会を予定しています。

 

7月20日の参議院選挙が終わりました。メディアやSNSでは、社会保障制度の見直しや物価高対策をめぐって、各党の論戦が繰り広げられました。 与野党の力関係がどう動いたのか──その結果に注目が集まりましたが、私たちが目を向けるべきは、選挙の「その先」かもしれません。

投票というアクションは重要ですが、そこで政治が終わるわけではありません。むしろ、その後に始まる制度化・政策化のプロセスこそが、日々の暮らしと密接につながっています。

 

本セッションでは、「投票のその先」をテーマに、市民が政策形成にどう関わり得るのかを考えます。

お招きするのは、「政治家にだけ任せない社会」を掲げて地域におけるコレクティブインパクト創成プログラム「つなげる30人」を展開している加生健太朗さんと、「政治・行政の新たな仕組みをつくることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する」というミッションを掲げる政策共創プラットフォーム、株式会社PoliPoli執行役員の中井澤卓哉さん。

 

制度は誰が、どのように動かしていくのか。ボトムアップのポリティカルイノベーションに光をあて、私たち一人ひとりにできることをともに探っていきましょう。

Information
日時
2025/07/30(水)19:00 - 21:00
場所
Glass Rock Members Lounge
東京都港区虎ノ門1丁目22−1 グラスロック B1階
受講対象者
一般、Glass Rockメンバー
参加費
一般 2,500円(ワンドリンク付き)
※Glass Rock会員は、参加費無料となります。
注意事項
■ご提供いただいた個人情報は、円滑な進行のためにスピーカーに共有させていただく場合がございます。
■開場:18:45予定
■お申込期日:2025年7月30日(水)17時まで 
■お申込みキャンセルについて
お申込のキャンセルは、7月27日(日)18時までに、イベントページ内の「主催者に連絡」より、キャンセル希望の旨をご連絡ください。
 
※上記期限以降の返金は承っておりません。
※キャンセル手続き完了まで、2営業日程度お時間を頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

guest

加生 健太朗(一般社団法人つなげる30人代表理事、株式会社ADDRIVE代表取締役)

福岡県出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、通信会社の営業職を経て2005年にフリーランスとして独立。震災後、東北での行政と住民との対話の場作りを行った事を契機に、2016年から渋谷区の企業・NPO・市民・行政によるクロスセクターまちづくりプログラム「渋谷をつなげる30人」を運営し、ディレクターを務める。2022年につなげる30人を一般社団法人化し、代表理事に就任。2023年、インクルーシブ社会実現のための企画・政策等をプロデュースする株式会社ADDRIVEを創業。

中井澤 卓哉(株式会社PoliPoli執行役員、政府渉外・経営企画担当)

神奈川県出身。筑波大学教育学類卒業。大学在学中にスロベニア・リュブリャーナ大学にて非常勤講師として留学し、日本語の科目を担当。帰国後、外国ルーツの子どもたちに対するキャリア支援や日本語指導の事業を行う一般社団法人を創業。留学中に出会った「元日本留学生」のネットワークを日本の産官学に活かすため安倍晋三元総理大臣などに政策提言を行い、2021年から外務省の事業として「帰国留学生総会」を実現。また、史上最年少(当時23歳)で文部科学省の中央教育審議会の委員に就任し、初等中等教育の政策に携わる。2022年にPoliPoli入社。政府渉外部門のマネージャー、経営企画室長として資金調達、予実管理など財務周りを担当。

moderator

中嶋 愛(Glass Rockプログラムディレクター)
編集者。ビジネス系出版社で雑誌、単行本、ウェブコンテンツの編集に携わったのち、ソーシャルイノベーションの専門誌、Stanford Social Innovation Reviewの日本版立ち上げに参画。「スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版」創刊編集長。スタンフォード大学修士修了。同志社大学客員教授。庭と建築巡りが好きです。