INSIGHT SERIES 04

2025/9/4
Program & Event
募集中

9/25 (木)インサイトシリーズ 第4回 
これからの社会とNPO~その可能性を、次世代と考える~

Glass Rock インサイトシリーズ

Glass Rock インサイトシリーズでは、多様な社会課題をテーマとしてとりあげ、実践者、支援者、研究者の方々をゲストにお招きし、ゲストとの対話を通じてその課題を「私たちのこと」として共に考えていきます。
次のアクションや最初の一歩のきっかけが⾒つかる場、一人ひとりの大事なことをみんなの大事なことにつなげていく学び合いの場です。毎月 1 回、平日の夜に開催します。ゲストによる問題提起を起点にした対話の後には参加者全員を対象とした交流会を予定しています。

これからの社会とNPO その可能性を、次世代と考える

インパクトスタートアップの台頭、企業のSDGsへの取り組み加速──。
社会をより良くするためのアプローチが、かつてないほど多様化している時代。
「社会貢献」や「ソーシャルグッド」は、もはや特別な言葉ではなくなりました。
この大きな変化の中で、私たちはいま、一つの問いの前に立っています。
これからの時代、NPO(非営利組織)の役割とは何だろうか?
企業が社会課題解決を担い、個人がプロジェクトを立ち上げられる今、市場の効率性や行政の制度のすき間に取り残された「声にならない思い」には、誰がどのように向き合えばいいのでしょうか。
この問いに答えるためには、これまでの経験や常識だけでは不十分です。
本当に必要なのは、これから社会の主役となる「次世代」の声。
皆さんの目に、今の社会はどう映っていますか?
そして、どんな未来をデザインしたいと願っていますか?
本セッションは、完成された答えを提示する場ではありません。
社会の複雑な課題に挑むNPOのリーダーたちが集う新公益連盟が、NPOの新たなあり方を模索するプロジェクト「Design N」の一環として、皆さんと共に対話し、問いを深め、未来の可能性を一緒に描き出すための「共創の場」です。
お招きするのは、日本のNPOの最前線を走り続けるリーダーたち。
彼らが今、何に悩み、どんな未来を描こうとしているのか。
そして、次世代の皆さんに何を問いかけたいのか。
あなた自身の視点と言葉で、これからの社会とNPOの可能性を一緒に考えてみませんか。

Information
日時
2025年9月25日(木)19:00 - 21:00
場所
Glass Rock Members Lounge
東京都港区虎ノ門1丁目22−1 グラスロック B1階
受講対象者
一般、Glass Rock会員
参加費
一般 2,500円(ワンドリンク付き)
※Glass Rock会員は、参加費無料となります。
注意事項
■ご提供いただいた個人情報は、円滑な進行のためにスピーカーに共有させていただく場合がございます。
■開場:18:45予定
■お申込期日:2025年7月30日(水)17時まで 
■お申込みキャンセルについて
お申込のキャンセルは、7月27日(日)18時までに、イベントページ内の「主催者に連絡」より、キャンセル希望の旨をご連絡ください。
 
※上記期限以降の返金は承っておりません。
※キャンセル手続き完了まで、2営業日程度お時間を頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

guest

小沼 大地(新公益連盟 共同代表理事 / NPO法人クロスフィールズ 代表理事)

青年海外協力隊としての中東シリアでの活動、マッキンゼー・アンド・カンパニーでの勤務を経て2011年にクロスフィールズを創業。ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決にあたる「留職」をはじめ、ビジネスとソーシャルをつなぐ様々な活動を展開。日本国内のNPOのネットワーク組織である新公益連盟の共同代表も務める。2016年にハーバード・ビジネス・レビュー「未来をつくるU-40経営者20人」に選出。著書に『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)。2児の父で、地域の少年野球チームの監督や小学校のPTA役員も務める。

李 炯植(新公益連盟 共同代表理事/NPO法人Learning for All 代表理事)

1990年、兵庫県生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。2014年に特定非営利活動法人Learning for All を設立、同法人代表理事に就任。経済的困窮、家庭環境などをはじめ、様々な困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居場所支援を行っている。一般社団法人社会的養育地域支援ネットワーク 共同代表、新公益連盟理事を務める。2022年「内閣官房のこどもの居場所づくりに関する検討委員会」の検討委員をはじめ、その他省庁・自治体の委員やアドバイザーなども歴任。

高橋 由佳(一般社団法人イシノマキ・ファーム 代表理事)

株式会社each×other(イーチアザー)代表取締役 ⼀般社団法⼈イシノマキ・ファーム 代表理事 精神保健福祉⼠・職場適応援助者(ジョブコーチ) 宮城県仙台市出⾝。⼆輪メーカーにてモータースポーツ企画運営、⾃⾝もレー スに参戦。教育・福祉分野の専⾨職を経て、2016 年⽯巻市北上町にて、農福 連携を中⼼に就労困難者の就労⽀援を⾏う⼀般社団法⼈イシノマキ・ファーム を設⽴。また2022 年には⽯巻市内初の醸造所「ISHINOMAKI HOP WORKS」 にてクラフトビールの醸造もスタート、2024年4⽉醸造所部⾨を分社化し、株 式会社イーチアザーを設⽴。イシノマキファームとのハイブリット組織として 社会性と経済性の両輪で⽀える組織として事業展開している。

九法 崇雄(KESIKI INC. 代表取締役 Chief Narrative Officer / Glass Rock会員)

一橋大学商学部卒業後、ビジネス誌編集者として「PRESIDENT」副編集長、「Forbes JAPAN」編集次長兼ウェブ編集長などを務め、「30 UNDER 30 JAPAN」「SMALL GIANTS AWARD」などの企画を立ち上げる。また、未来の働き方を考える雑誌「WORK MILL」でエディトリアル・ディレクターを務め、同プロジェクトにて「GOOD DESIGN AWARD2019」、「2020BtoB広告賞 審査員特別賞」を受賞。2019年、デザインディレクターの石川俊祐たちとともに、KESIKI設立。人と企業や官公庁、社会との関係性を編み直すナラティブの探究、実践を行う。

MC

橋本 直樹(Glass Rock共創コーディネーター/株式会社KUMANOMICS代表取締役社長)
東京大学法学部卒業後、2010年より経済産業省に勤める。
国家公務員として初めて、美術大学院(米国パーソンズ美術大学)に留学し、MFA(美術学修士号)を修了。デザイン経営の推進、デジタル庁でのサービスデザイン手法の導入等に携わり、また、知的財産権により社会課題を解決する特許庁I-OPENプロジェクトを立ち上げ、2023年に同プロジェクトでグッドデザイン賞を受賞。
2024年に、経済産業省を退職し、公民が共創し、自然と社会が調和する経済をデザインすることを掲げて、Kumanomics(kumanomics.jp)を創業。民間企業と行政機関が共に新規事業と政策を立案する仕掛けをデザインする他、虎ノ門ヒルズGlass Rock共創コーディネーター、東京大学公共政策大学院の非常勤講師を務める。