ビジネス、行政、非営利団体などがセクターを越えて複雑な社会課題の解決に向けて長期視点で取り組む共創プラットフォーム「Glass Rock 〜Social Action Community〜」の開業を機に、全5回のトークセッションを開催します。
各回のイベントでは、グラスロックに参画する多様な共創パートナーの皆さんが、それぞれの分野の視点をクロスさせて社会課題について対話します。異なるセクターの視点が交差することで社会課題解決に向けて多様なかかわり方があることが見えてくるでしょう。そこから「わたし」に何ができるかを考えるきっかけやヒントが見つかるかもしれません 。
第2回のテーマは「居場所」です。
あなたにとっての「居場所」とは何でしょうか。
職場、家庭、学校、趣味のサークル、地域活動や町内会などを思い浮かべる人が多いかもしれません。
「居場所」は誰にとっても必要なものだと広く認識されていますが、高齢者の孤立や若者の引きこもりなど、社会問題への対応において重要な役割を果たすものとして注目されています。さらに世界銀行や国際NGOが日本の居場所づくりを参考にして活動・発信をするなど、世界的にも「Ibasho」という言葉が使われ始めています。
今回は、居場所づくりに取り組んでいる3つの共創パートナー団体からスピーカーをお迎えします。
誰にでも当たり前に居場所がある世の中を目指して、日本発のこども食堂モデルを万博のステージから世界に “Ibasho”として発信する認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ。「家や学校ではない第三の居場所」を提供する活動を行う認定NPO法人キッズドア。 組織の枠を越え、個人がソーシャルアクションに向けて繋がれる場や実践型チームを構築する一般社団法人Work Design Lab。
それぞれの団体の活動の視点から、社会課題と「居場所」の関係について考えます。