
第57回Glass Rock Social Breakfast
テーマ:『大人の探究学習の必要性』
次回、11月18日(火) に開催する第57回 Glass Rock Social Breakfast では、
『大人の探究学習の必要性』をテーマに、東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 准教授の 開沼 博さんをお迎えします。
福島県いわき市出身の開沼さんは、東日本大震災以前から福島の現場を見つめ続け、地域や人々に寄り添う研究と発信を重ねてきました。震災後は、原発事故や風評被害の実態、復興のプロセスを多角的に調査し、「福島の子どもたち」に対する外部のイメージとのズレや、現場の現実を伝える活動を展開。県内外の交流事業や廃炉国際フォーラムの進行役も務めながら、若者が地域と向き合う機会づくりに取り組んできました。
こうした経験を通じて、開沼さんは、社会の変化に応じて知識を更新しながら、課題に向き合い、他者と協働して学びを深めていくことの意義を提起してきました。その実践を教育にも広げ、学校教育・企業研修・地域活動など多領域で「探究的学び」のデザインと実践を進めています。
東京大学では、高校生・大学生・社会人がともに学ぶワークショップやフォーラムを主催し、「人生100年時代の生涯探究」「社会人の学び直し」といったテーマで、多世代の学びの場を開いています。
開沼さんは「知識をアップデートし続け、自分や地域の課題を自分ごととして探究する力が大人にも不可欠」と語ります。
大人の探究学習とは、正解を探すのではなく、問いを立て、他者との対話の中で自分を更新していく学び。今回のGlass Rock Social Breakfast では、その意義と実践の最前線をお話しいただきます。
※これまでのイベントの様子はnoteにアップしております。
👉 https://note.com/machi_pro
※応募人数に達した時点で参加申込を締切ります。