
2025年4月に開業したGlass Rockは、「官と民」「企業と個人」など、さまざまな立場の人々が共創し、社会に新しいアクションを生み出すコミュニティを目指して歩みを進めています。この春のスタートから、早くも半年が経ちました。
Glass Rockには、共創コーディネーターの小菅隆太さんという心強い仲間がいます。
多様なキャリアを歩んできた小菅さんにとって、大きな転機となったのが「週一官僚」という経験でした。
この制度は2019年、「空飛ぶクルマ」のプロジェクト推進にあたり、経済産業省が「ビジネス視点を持つプロフェッショナル人材が必要」と考えたことが始まりです。週に1日だけ経産省で勤務し、成果にコミットするという新しい形の雇用です。
小菅さんは、その中で「空飛ぶクルマ」の可能性を社会実装につなげるため、既存の公共サービスとの連携や社会課題の解決につながる利用を考案するというコミットメントのもと、コミュニティマネージャーとして活躍しました。
まさに、官と民を往来する——大きな「越境」の経験でした。