Glass RockのオリジナルプログラムTOP(Take Off Program)がスタートしました。TOPは、法人メンバーを対象とした全12回の学びのプログラムです。組織の枠を越えて多様な視点が交わり、参加者それぞれが自身の問いや経験を持ち寄り、共に学び合う「実践知の森」を目指しています。
このプログラムでは、知識を一方的に受け取るのではなく、参加者同士および講師との対話を通じて、経験や問いを共創的に深めていきます。6名の講師が2回ずつ関わることで、継続的かつ双方向的な関係性が生まれやすくなる構成としています。
さらに、講義の最後には、虎ノ門ヒルズを飛び出し、実践の場での体験を通じて学びを深める「リトリート」も予定しています。
第1回の講師を務めたのは、NPO法人ETIC.で長年にわたり多くの社会起業家に伴走してきた番野智行さんです。テーマは「社会課題に挑むビジネスとは何か?」。前半では番野さんによる概論、後半では社会起業家・安齋耀太さん(NPO法人WELgee)による実践のお話が展開されました。
番野さんのメッセージの核は、「目的 > 手段」。表現を変えるならば、「解決やより良い社会の実現(目的)」が第一であり、「事業や活動(手段)」はそのための方法にすぎないということです。