
Glass Rockでは今、地方自治体を「パブリックパートナー」として迎え、「政策デザイン×ビジネス」をテーマに、様々な取り組みを進めています。そのなかで、自らの抱える多様な課題について企業と対話し、積極的に協働する地方自治体との良質な接点が、企業が社会課題を起点としたビジネスを進めるために重要だと分かってきました。
そこでそうした接点を増やすべく、パブリック&法人パートナー 共創ラボを実施します。
共創ラボは、具体的なテーマの下、関係するパブリックパートナーと法人パートナーの皆さまをお呼びして、政策×ビジネスの両輪で動かすプロジェクトを生み出すための実践型のセッションです。自治体担当者と企業実務者が、2時間の集中ワークを通じてともに学び、政策とビジネスコンセプトを共に描く場となります。
第1回は「神宿る島」宗像・沖ノ島を擁する福岡県宗像市。テーマは「文化、教育、そして観光」です。
2027年、宗像・沖ノ島と関連遺産群は、世界遺産登録から10周年を迎えます。
しかし、ここはいま、静かな危機にも直面しています。沖ノ島や宗像大社が面する玄界灘には、海流に乗って大量の海洋ゴミが漂着し、神聖な祭祀の島の景観と生態系を脅かしています。世界遺産を「守り、伝える」というミッションは、もはや文化財保護や観光振興だけに留まらず、海洋環境の保全という地球規模の課題にまで発展しているのです。
ここにこそ大きな機会があります。
海洋ゴミの回収・再資源化、環境モニタリング、サステナブルツーリズム、関係人口の創出。
宗像市が直面している課題は、裏を返せば企業にとってのビジネスの種です。世界遺産という強いブランドと、玄界灘という実証フィールドを持つ宗像は、「社会課題を解決しながら稼ぐ」ビジネスを試す絶好の舞台になります。ここで生まれたモデルは、同じ課題を抱える全国の沿岸地域・世界遺産都市へと展開できるポテンシャルを秘めています。
当日は、宗像市から行政官を虎ノ門にお招きし、自治体の「政策課題」と企業の「事業の種」を同じテーブルに載せて、共創の可能性を探ります。
「社会課題×ビジネス×政策」の3つの視点を重ね、「宗像市で、このビジネスは成立するか」「どんな政策が新たに生まれれば、自分たちのビジネスを前に進められるか」を、その場で問い、磨き合う場としていきます。
地方自治体とともに、何ができるのか一緒に考える熱い2時間となります。
ぜひ「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の次の10年を一緒につくりませんか?
2026年6月26日(金)15:00-17:00(受付開始14:45予定)
※懇談会:17:00-18:00(任意参加)
Glass Rock