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Glass Rock「TANA」は、本を媒介につながる-共創の第一歩-

Glass RockのPartners Lounge(4階)には、高さ約2メートル、幅約3メートルの書棚「TANA」があります。

「棚」はモノを置くだけではなく、神さまを祀ったり(神棚)、植物をはわせたり(藤棚、葡萄棚)、魚介類の棲み処(大陸棚)になったりします。棚という字は板をかけ渡すという由来から「かけはし」の意味もあります。Glass RockにおけるTANAは本を展示するだけでなく、未知なるものと出会ったり、大切なものとつながったりする「かけはし」のような場です。(書棚「TANA」より)

Glass Rockにおける「TANA」も、本を展示するだけの場所ではありません。
「TANA」は、最大で300冊の書籍を配架できる書棚です。「この書棚で何を展開したらよいのか?」という問いから、私たちの構想は始まりました。
基本に立ち戻り、「Glass Rockが目指す共創の場としての機能ー“つながる・まなぶ・ひろげる”を、このTANAで実現できないか?」という新たな問いへと広がり、ブレーンストーミングを重ねる中、「この本棚を、“共創の第一歩の場”にしよう!」というアイデアにたどり着きました。

“共創”の一つのかたちとして、第1回の企画は“越境”をテーマにした選書書籍をご紹介しています。