法人会員限定

 防災 × ビジネスで社会を変える — Social Innovation Sprint 体験イベント

能登半島地震から2年。南海トラフ巨大地震や首都直下地震の切迫性が指摘される中、日本の防災は大きな転換点を迎えています。

行政による公助だけでは限界がある今、企業の技術力やサービス、NPOの現場力、市民のネットワークを組み合わせた「共創型防災」の実現が急務です。

 

今回は「防災 × ビジネス」をテーマに、石川県副知事として能登半島地震の災害対応にあたった西垣淳子氏の基調講演、防災分野の最前線で挑む実践者によるパネルディスカッション、そして参加者全員で防災ビジネスのアイデアを生み出すワークショップとなっています。

 

本イベントは、Glass Rock が2026年5月20日より開始する社会課題を起点に「政策」と「ビジネス」の両輪から事業を生み出す集中プログラム「Social Innovation Sprint(ソーシャルイノベーションスプリント)」のプレイベントとして、「防災」というテーマでプログラムの一部をご体感いただける機会です。

 

ぜひご参加ください。

Information
日時
2026年4月28日(火)18:00〜20:00 (受付開始17:45)
場所
Glass Rock Parnters Lounge
東京都港区虎ノ門1丁目22−1 グラスロック 4階
受講対象者
Glass Rock 法人会員、パブリックパートナー

こんな方におすすめ

  • 社会課題を起点とした新規事業の創出に関心がある法人会員の方
  • 防災分野での官民連携を模索する行政関係者
  • Social Innovation Sprint への参加を検討されている方

当日の内容

  • 基調講演(30分) 

石川県副知事として能登半島地震の最前線で災害対応にあたった西垣淳子氏が、その経験から見えた「被災者に寄り添う防災」の課題と、都市型防災における官民連携の可能性を語ります。

 

  •  パネルディスカッション(45分) 

「企業 × 行政 × 地域 — 防災を“共に創る”とは何か」をテーマに、防災ITスタートアップ(WAVE1・竹田氏)、防災備蓄×フードロスのSaaS事業(JSOL・土井氏)、京都の密集市街地における修復型まちづくり(京都市・村上氏)という異なるアプローチの実践者が議論。テクノロジー、ビジネスモデル、行政施策――それぞれの立場から「共創型防災」の具体像を探ります。

 

  • インタラクティブセッション(30分)+交流タイム(15分) 

スプリントの「Day 4:政策 × ビジネスのアイデア発散」の内容を体感するパートです。参加者全員が防災 × ビジネスの交差点から具体的なアイデアを出し合い、政策とビジネスの両面から社会を変える事業構想のプロセスを体験いただきます。

最後に登壇者・参加者同士の交流タイムを設けます。

 

登壇者

西垣 淳子(政策研究大学院大学特任教授/金沢工大客員教授(石川県前副知事))

東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。製造業のDX, クリエイティブ産業やデザイン振興、中小企業支援などを担ったのち、特許庁ではCDO補佐官としてデザイン経営を推進。その後、石川県副知事として出向中に能登半島地震に遭遇。災害対策での経験を活かし、現在は、被災者に寄り添った災害対策への転換に向けて活動中。

竹田 元生(株式会社WAVE1 取締役副社長)
防災ITスタートアップを経営しています。
テーマは「誰も取り残さない防災」「自分で考える防災」「持続可能な防災」。一言で言えば、防災のエコシステムを作ろうとしています。
父が消防士で、兵庫県出身。1995年に阪神淡路大震災で被災。
日本の防災をもっと良くしたいと思い、新卒で消防車や消火器をつくるメーカーに入社、社会人になってから一貫して防災分野の仕事をしてきました。
土井 浩之  (一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボ事務局)

リクルートにて営業、商品企画、事業企画に従事。事業部横断での施策設計・実行責任者として担うヘルスケアベンチャーでの事業開発と、コンサルを経て、現在は、(株)JSOLで社会課題解決領域の事業開発、DX化をテーマとした各プロジェクトを社内外で推進。一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボの立ち上げも行い、事務局を務める。
コンサル時代に、食品製造現場におけるフードロスの現状を目の当たりにし問題意識を持ち、フードロス×防災という、社会課題×社会課題をテーマにたサービス『Musute®』の立ち上げ、プロダクトマネージャーを自ら務める。

村上 真史 (京都市都市計画局まち・再生創造推進室 密集市街地・細街路対策係長)

京都市職員。京町家や路地の残る風情ある町並みを残しつつ、まちの安全性を高める「修復型のまちづくり」をサポートしている。防災にとどまらず景観・住環境など住民の抱える課題について対話と価値共有によって解決の糸口を探るまちづくり手法を実践してきた。プライベートでは、景観まちづくりに携わる人々が集うプラットフォームを運営している。

モデレーター

橋本 直樹(Glass Rock共創コーディネーター/株式会社Kumanomics 代表取締役社長/ノマド政策家)

1986年兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業後、2010年より経済産業省に勤める。国家公務員として初めて、美術大学院(米国パーソンズ美術大学)に留学し、MFA(美術学修士号)を修了。デザイン経営の推進、デザイン手法により政策立案を行うJAPAN+Dの企画・運営、デジタル庁でのサービスデザイン手法の導入等に携わり、また、知的財産権により社会課題を解決する特許庁I-OPENプロジェクトを立ち上げ、2023年に同プロジェクトでグッドデザイン賞を受賞。
2024年、経済産業省を退職し、Kumanomicsを創業。組織の枠を越境する「ノマド政策家」として企業と行政が手を携え、ビジネスと政策を一体でデザインするプロジェクトを多数手がける。虎ノ門ヒルズ Glass Rockでは共創コーディネーターとして主に政策と事業の共創設計を担当。その他に、東京大学公共政策大学院 非常勤講師などを務める。

ファシリテーター

久保田耀介(株式会社Con-Syn/株式会社Kumanomicsディレクター)

大手小売業にてコーポレートブランディングに従事。ブランディング戦略の立案から、組織文化の醸成、知財活用などを担う。2021年にカルチャーデザインファームKESIKIにジョイン。新規事業のコンセプトデザインや、デザイン手法による政策立案の支援、共創空間における事業創出プログラムなどのプロジェクトに幅広く携わる。2025年4月に株式会社con-synを創業。Glass Rockでは、全体戦略の立案や新プログラム「Social Innovation Sprint」を担当。

全体進行

小菅 隆太(Glass Rock共創コーディネーター/株式会社Grau 代表取締役)

元経済産業省次世代モビリティ政策室週一官僚のキャリアを持ち、ソーシャル、ビジネス、パブリックのトライセクターをつなぎ、新しい共創モデルの創造に寄与する越境型コミュニティマネージャー。イベントプロデュース、ディレクションといった企画設計から、MC 、ファシリテーター、モデレーター、広報PR まで、社会や地域の課題に寄り添うプロジェクトのコミュニティを活性化するプロフェッショナル。活動家として、地方創生、子育て、夫婦関係、脱炭素といった領域での情報発信も多数。

Social Innovation Sprint (ソーシャルイノベーションスプリント)とは

Social Innovation Sprint(ソーシャルイノベーションスプリント)は、社会課題を起点に「政策」と「ビジネス」をかけ合わせて事業構想を立ち上げる、全5回のワークショップ型プログラムです。

カリキュラムには社会トレンドの構造的理解や、システム思考による課題の可視化、政策とビジネスを接続しながら行うコンセプト設計の技法などが含まれます。参加者は5日間の講義と実習、セクターを超えた共創を通じて、新市場の創造やルールメイキングをする構想力を身につけることを目指します。